オタク系とナンパ系
ウィキペディアで「オタク」を調べてみると、・・・社会学者宮台真司は、マニア・学者とオタクの違いとして、前者は(例えばマニアであれば切手収集、学者であれば恐竜の研究等)その趣味を好むこと自体には他者にとっても理解可能であるが、後者は(漫画・アニメの少女に欲情する等)他者には理解不可能であるという違いを挙げている。また別の説明として、マニアの没入対象には性の自意識が関係していないが、オタクの場合はそれが関係しているという点を挙げることもできるという。宮台の整理によると、1977年頃から若者の間で「オタク系とナンパ系の分岐」が発生しており、(魅力的ではなくなった現実を乗り切るために)現実を記号的に装飾し性愛に積極的にコミットするという方法(現実の虚構化)を選択したのが「ナンパ系」であり、逆に性愛から退却し虚構を駆使して現実から遠ざかる方法(虚構の現実化)を選択したのが「オタク系」となる。・・・と書いてある。
この様なステレオタイプ的な人が世の中には結構いると思うけれど、世の中がこうゆう人格を作り上げている面もあると思う。
人間にはそれぞれ選択岐もあるのだから「オタク系」や「ナンパ系」から離れてみるのも悪くはないと思う。
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